こんにちは、五十崎研二です。
今回はアコギのケース選びについて紹介します。
私はアコギを数本持っていますが、持ち運ぶことが多いので、購入時に入っていたハードケースから持ち運びのできるケースに入れ替えて保管しています。
近くのライブハウスから、ニューヨークのカーネギーホールまで、大事なギターを保護するためにケース選びは慎重に行っています。
そんな私の経験から感じていることなども織り交ぜて書いてみます。
どんなケースを選んだらいいの?
ケースの種類
ケースは大きく分けて4種類あります。
ソフトケース
軽くて持ち運びに便利ですが、ギターを保護するクッションがあまりなく、特に安いものにはクッションが全く入っていないものもあり、衝撃がそのままギターに伝わってしまうので、ギターが壊れてしまう危険性があります。
ギグバッグ
ギターを保護するクッションがしっかり入っており、比較的軽いため、安心して持ち運びをすることができます。
ギターを持ち運びには、このギグバッグを使っている人が一番多いと思います。
私もこのタイプをよく利用しています。
セミハードケース
クッション部分がギグバックよりさらにしっかりしています。
クッションがギターに沿って形の崩れない樹脂製のもので作られており、中はほとんどハードケースと変わりがありません。
外側は軽量の材料で作られているので、ハードケースよりは軽くなっています。
ハードケース
ハードケースは、作りが頑丈で、中のクッションもしっかりギターを保護してくれるので、ぶつけたり落としたりしても、安心です。
ただ、とても重いので持ち運びをするのが大変です。
私のオススメのケース
私のオススメのケースを紹介します。
いずれも私が実際に現在使っているものです。
MONO M80 Acoustic Guitar Sleeve
M80シリーズは、楽器のケースに軽さ、薄さ、丈夫さ、そして多機能性を求めるプロフェッショナル・ミュージシャン達にとって最高のソリューションとなるべくデザインされています。(公式HPより)
MONOのこのケースの特徴は、ギターの取り出し方にあります。
一般のケースは、床やテーブルにおいて、フタを全開してギターを取り出しますが、このケースは立てたまま、フタの上部を開いてギターを上に持ち上げるようにして取り出します。
狭い場所などでは、場所を取らずに取り出しができるので便利です。
立てたまま使うことを想定しているので、ケースの底にはゴムがついており、また内部の底にも特にしっかりしたクッションがついています。
また、ネックピローがついていてネックを大切に保護してくれます。
作りがしっかりしているにも関わらず、軽量で持ち運びにも便利です。
そのデザイン性からか収納部分は若干少ないですが、専用の小物バッグもあるようです。
HOSCO AC-0700
頑丈でありながら軽量化を実現するために高密度のウレタンフォームを使用。外装には高級感があり丈夫な1680デニールのナイロンを採用しました。(公式HPより)
このケースはセミハードケースで、内装はハードケースと全く変わりありません。
しっかりとギターを保護してくれて、ハードケースよりは軽量です。
A4のファイルもすっぽり入り、収納力もあります。
背中に背負うのに少し痛いので、パッドをつけたり工夫しています。
ちなみに、このケースで、ニューヨークを3回往復しました。
ARIA AGC-AG
防水性に優れていて、クッションも低反発+高反発2種類を組み合わせた20mmのパットがしっかりとギターを保護してくれます。
A4サイズが入る大型ポケットから小物用など多彩なポケットがあり、ポケットの中も小物が分けられるように工夫がされています。
3箇所のバッククッションもついていて背負うのも楽です。
まとめ
ケースにも様々な種類があります。
ハードケースが一番安心ですが、持ち運びは本当に大変なので、ギグバッグが中心になっています。
ただ、飛行機に積むには少し心配なので、その場合はセミハードケースを使用しています。
アコギはぶつけたりすると壊れやすいので、ケース選びは大切ですよ。